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医療コラム

「第20回口唇ヘルペス」2016年4月23日号の「リビング東京副都心」に掲載されました。

唇の周りに赤い水ぶくれができました
口唇ヘルペスの場合は抗ウイルス薬で治療します

唇のまわりにできる口唇ヘルペスについて、日本皮膚科学会皮膚科専門医の中野皮膚科
クリニック院長の松尾光馬先生に聞きました。

— どういう病気ですか?
「唇の周りが赤くはれ、じくじくした水疱がいくつも集まってでるのが特徴です。水疱は1週間から10日程度続きます。“風邪の華”ともいわれ、熱がでたときや歯科治療の後、
強い紫外線を浴びたときなど、外的な刺激で免疫が低下すると発症しやすくなります」

— 原因は?
「単純ヘルペスウイルス1型に感染することで起こります。初感染では症状が出ず気づかないことも多いのですが、顔の三叉神経に潜伏して局所の免疫が下がると再発します。
また、初感染で症状がでると発熱や痛みなどを伴い重症化することも。20代の3割、 40代の5割がウイルスを保持している、比較的多い病気です。ふつうのウイルスは
抗体を持つと再発しませんが、口唇ヘルペスウイルスは、潜伏して何度も繰り返し再発
するのが特徴です」

— 治療法は?
「皮膚科では抗ウイルス薬を内服して治療します。発症したら患部を清潔にし、早めに
治療することが大事。唇の周りがピリピリしてかゆみを感じ始めたら半日以内に赤くはれ始めます。自然に回復することもありますが、抗ウイルス薬で治療することでウイルスの保有量を減らし、再発予防の効果が期待できます。再発を繰り返すと水ぶくれなどから
2次感染し、皮膚に痕が残ることもあるので、早めに治療することをおすすめします」

20160423_PDF

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