- 帯状疱疹ワクチン
- 帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹の予防接種の対象年齢は50歳以上です。帯状疱疹の発症率は50歳以上で増加し、50代、60代、70代と加齢に伴ってさらに増加します。
また、帯状疱疹後神経痛(PHN)への移行リスクも加齢とともに高くなるといわれています。ワクチン接種により、水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスに対する免疫力を高めて、帯状疱疹の発症を予防することができます。また帯状疱疹を発症したとしても軽症ですみ、帯状疱疹後神経痛(PHN)などの後遺症の予防にもつながるとのデータもあります。かかりつけの医師とご相談の上、接種をご検討ください。
※予防接種は帯状疱疹を完全に防ぐものではありません。
現在、帯状疱疹を予防するワクチンは次の2種類があります。
水痘ワクチン | シングリックス | |
---|---|---|
種類 | 生ワクチン | 不活化ワクチン |
接種回数 | 1回 | 2回(2カ月間隔) |
他のワクチン接種を する場合の間隔 |
他の生ワクチンは27日以上 不活化ワクチンは制限なし |
制限なし |
接種できない対象者 | 免疫抑制剤などによる 治療を受けている人 |
特になし |
主な副反応 | 注射部位の赤み、かゆみ、痛みなど | 注射部位の痛み、腫れなど |
副作用 | ― | 注射部位の痛み、腫れ、倦怠感、発熱など |
保険適用 | なし | なし |
1回あたりの費用 | 11,000円(税込) | 22,000円(税込) |
副作用 | ― | 注射部位の痛み、腫れ、倦怠感、発熱など |