「第8回メラノーマ」2015年4月25日号の「リビング東京副都心」に掲載されました。|中野皮膚科クリニック|中野駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第8回メラノーマ」2015年4月25日号の「リビング東京副都心」に掲載されました。|中野皮膚科クリニック|中野駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第8回メラノーマ」2015年4月25日号の「リビング東京副都心」に掲載されました。

足裏のホクロが急に大きくなり気になっています。
メラノーマの疑いがないか一度受診を。


ほくろのがんと言われるメラノーマについて、中野皮膚科クリニック院長の松尾光馬先生に聞きました。

「メラノーマは、悪性黒色腫と呼ばれる皮膚がんの一種。メラニンを作るメラノサイト(色素細胞)ががん化した腫瘍です。欧米人に多く、日本人でも色の白い人や焼いても黒くならない人に出きやすいと言われています」

―原因とできる場所について教えてください
「メラノーマは、紫外線の照射や外的刺激などが危険因子の一つと言われています。皮膚の表面にでき、日本人に多いのは足の裏や手のひら、爪などにできるタイプです」

―ほくろとの見分け方は?
「急に大きくなったほくろは、メラノーマの可能性があります。診断に役立つのは、ABCDEルールです。ほくろが、A=左右非対称である、B=境界がはっきりせずもやもやしている、C=色の濃淡がある、D=直径が6㎜以上ある、E=盛り上がっているなどの特徴があれば、メラノーマの可能性が高くなります」

―治療法は?
「手術で腫瘍を切除することが基本です。早期に発見すれば、手術で治る病気ですが、発見が遅れて転移していると、手術ができないこともあります。抗がん剤や放射線などの治療法がほとんど効かないため、早期発見が何より大切です。痛みやかゆみなどがないため放置してしまいがちですが、メラノーマの特徴に似ていると思ったら早めに皮膚科を受診しましょう」