「第26回睫毛貧毛症」2016年10月15日号の「リビング東京副都心」に掲載されました。|中野皮膚科クリニック|中野駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第26回睫毛貧毛症」2016年10月15日号の「リビング東京副都心」に掲載されました。|中野皮膚科クリニック|中野駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第26回睫毛貧毛症」2016年10月15日号の「リビング東京副都心」に掲載されました。

最近、まつ毛が減ってきたように感じます
睫毛(しょうもう)貧毛症の場合は治療ができます

アイメイク中に「あれ?まつ毛が少なくなっているような…」と気がつくことがあります。このように、まつ毛が抜 ける、短くなる、細くなる、薄いと感じるなどの症状が
でる「睫毛(しょう もう)貧毛症」について、日本皮膚科学会皮膚科専門医、中野皮膚科クリニ ック院長の松尾光馬先生に聞きました。

―睫毛貧毛症の原因 はなんでしょうか?
まず加齢によるもの、まつ毛エクステンション、マスカラを落とすことによる外的刺激があります。また、アトピー性皮膚炎のような皮膚疾患、抗がん剤などの副作用が原因に
なることもあります。まつ毛は異物から眼を守る役割がありますから、まつ毛が少なく なるとゴミなどが入りやすくなります。

―どのように治療す るのでしょうか?
まつ毛が発毛可能な状態であれば、ビマトプロスト製剤の塗り薬で治療します
(1本2万160 0円・自由診療)。ビマトプロストは2014年に睫毛貧毛症の
治療薬として承認されました。
この塗り薬を1日1回、まつ毛の生え際に塗布します。副作用として、 かゆみや目のまわりの黒ずみを生じることがあります。下まぶたに塗布すると、黒ずみがくまのように
見えることがあるので、注意しましょう。

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