おかげさまで開院以来、地域の方のみならず、遠方から、また世代では働き盛りの方、ご年配の方、小さいお子様と様々な患者様の治療に携わることができました。最も嬉しかったのは同じご家族のおじいちゃんおばあちゃんからお孫さんまで診ることができた時です。
疾患も多岐にわたっており、よく知っている病気のはずなのに治療に悩み、典型的でない症状から、知っているはずの病気の新たな一面を知ることもありました。また、患者様を通して、新たな学びをいただくことが多々あり、その時に「皮膚の状態がよくなってきました」「治りました!」というお言葉を聞くと嬉しく感じると共に、さらに頑張ろうという気にさせられます。
皮膚科の治療は目まぐるしく進歩しています。しかし、昔から行われている古典的な治療で効果がみられることもしばしばみられます。そのため、一人一人異なる症状にあった治療が必要だと考えており、「病気を診ずして病人を診よ」という教えのもと、より良い治療をご提供できるよう精進して参りたいと思います。
どの年代の方からも相談しやすく、かつ質の高い医療を提供するという理念のもと、これからも日々努力してまいります。
院長松尾光馬