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医療コラム

「第7回いぼ」2015年3月21日号の「リビング東京副都心」に掲載されました。

子供の手足にできたいぼは削って大丈夫?
削ると広がるいぼも。まずは皮膚科で治療を


子どもの指先や足にできるいぼについて、中野皮膚科クリニック院長・松尾光馬先生に聞きました。

―子供の足にできるいぼにはどんな特徴がありますか?
「子どもの指先や足指・足の裏などに多いいぼは、尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)といい、良性の感染症です。HPV(ヒトパピローマウイルス)の一種に感染して発症します。大きさは数㎜~1㎝程度で、大人でも顔などにできることがあります。小さな傷からウイルスが侵入して発症するため、傷ができやすい手足に多いのです」

―ウオノメや他のいぼとの違いはどんな点ですか?
「ウオノメは硬い芯があって触れると痛いのが特徴です。尋常性疣贅は通常、痛みはありません。このほかに、いぼと呼ばれるものには首などにできるスキンタッグや全身にできる老人性疣贅などがあります。それぞれ原因が異なります」

―治療法は?
「いぼの治療法として主に液体窒素を用いてかさぶたにして除去します。免疫力を高めるヨクイニンなどの内服薬も有効です。液体窒素での治療はやや痛みを伴うことがあります。そのため、痛みに配慮して、他の外用・内服薬による治療を行うこともあります。いぼは自然に治ることもありますが、自分で削ったりするとほかの場所に広がる恐れがあります。自己判断せず皮膚科で治療を受けましょう」

―治療中の注意は?
「乾燥などで肌荒れしていると、小さな傷ができやくすなります。保湿をしっかりして、ウイルスが入りにくい状態を保ちましょう」

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