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医療コラム

「第35回酒さ」2017年7月15日号の「リビング東京副都心」に掲載されました。

顔にブツブツした吹き出物が。ほてりもあります
ニキビとは異なる「酒さ」かもしれません

頬や鼻などが赤くなる「酒さ」について日本皮膚科学会認定皮膚科専門医で中野皮膚科クリニック院長の松尾光馬先生に聞きました。

―どんな症状ですか?
頬や鼻、あごなど顏の中心部にほてりを伴うのっぺりした赤みやブツブツした吹き出物などが多発する症状です。
4つの類型があり、多いのは、赤みが広がる紅斑・毛細血管拡張型、赤みだけでなく発疹が伴う丘疹・膿疱型の2つです。ほか、鼻にできる鼻瘤(びりゅう)型、目の周りにでき る眼型があります。
一般 に「赤ら顏」は白人特有のように思われています が、東洋人にも多く、特に30 代以上の女性に多く見られます。皮膚表面が慢性的に赤くなるだけで、痛みやかゆみはありません。

―原因は?
遺伝的体質によるものが主ですが、紫外線やアルコール、香辛料、こするなどの物理的な刺激、サウナのような高温で刺激を受けることが原因となります。

―治療法は?
見た目でニキビなどと間違えやすいですが、酒さの場合は同じ赤みでも毛穴の詰まりがありません。治療法としては抗生剤を内服します。また軟膏を患部に塗布します。漢方薬を用い、組みあわせて治療する場合もあります。ステロイド剤を使うと悪化するので、自己判断をせずに、顔の赤みが気になったら、まずは皮膚科を受診して診断を受けましょう。

20170715_PDF

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