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医療コラム

「第3回皮脂減少性湿疹」2014年11月29日号の「リビング東京副都心」に医療コラムが掲載されました。

脚がかゆくてプツプツと湿疹ができました
皮脂減少性湿疹の疑いがあります

 
冬に多い乾皮症と皮脂減少性湿疹について、中野皮膚科クリニック院長の松尾光馬先生に聞きました。

—乾皮症の特徴は?
 
「乾燥や加齢によって皮脂やセラミド(細胞間脂質)、天然保湿因子が減少し、肌の水分が失われ表面がカサカサします。
60代以上の9割が乾皮症だと言われています」

—皮脂減少性湿疹は、どう違いますか?
 
「乾皮症が悪化すると、肌のバリア機能が失われ、表皮内に知覚神経が進入し、よりかゆみを生じやすくなり、かくことで湿疹が現れます。これが皮脂減少性湿疹です。皮膚に赤味が出たり、表面がザラザラします」

—治療方法は?
 
「乾皮症は、尿素やセラミドなどの入った保湿クリームで角質層に水分を与え、ワセリンなどで表面の皮脂膜を補います。皮脂減少性湿疹の場合はまずステロイド剤や抗アレルギー剤で肌の炎症やかゆみを抑えることが大切。湿疹やかゆみがおさ
まったら水分、油分を補います」

—日常生活で気をつけることはありますか?
 
「高温の風呂に長くはいることで血液の循環がよくなりかゆみが悪化します。入浴時は肌のこすり過ぎに注意。皮脂腺が少ないところはナイロンや綿タオルなどを使わず、石鹸の泡で流すくらいに。入浴後は5分以内に保湿して水分を閉じ込めて。保湿クリームは風呂場で塗るようにすると水分の蒸発を防げます」

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