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医療コラム

「第11回原発性腋窩多汗症」2015年7月18日号の「リビング東京副都心」に掲載されました。

ワキ汗がひどくて服に広範囲にシミがつきます
原発性腋窩多汗症かもしれません

夏、電車のつり革を持つときなど、洋服のワキがぬれてシミになり、恥ずかしい思いを
した経験はだれにもでもあるもの。しかし、汗が大量に出て広範囲に広がってしまい、
日常生活にも支障がでる場合は、多汗症の疑いがあります。重度のワキ汗について、中野皮膚科クリニックの松尾光馬院長に症状や治療法を聞きました。
「病気などの原因がないのにワキに多量の汗をかく症状を“原発性腋窩(えきか)多汗症”といい ます。多汗症では、手足や顔に多量の汗をかくケ ースもありますが、特に多いのがワキです。ワキにはエクリン汗腺とアポクリン汗腺の2種類がありますが、体温調節を担うエクリン腺からの汗が必要以上に多いのが多汗 症です」

—どんな治療法がありますか?
「まずは塩化アルミニウム液(自由診療・30 ㎖ 1200円)の外用薬を使用します。塩化アルミニウムが皮膚の成分と結合して汗腺をふさぎます。最初は毎日、効果が出始めたら2、3日に1回のペースで塗布していきます。それでも治らない場合は、A型ボツリヌス毒素注射による治療法も選択肢の一つとなります。これは2012年11 月から
保険が適用されるようになりました。ワキに直接注射して、交感神経から汗腺への刺激
伝達をブロックします。効果は4〜9カ月程度持続します。このような治療に反応しない場合には内服薬による治療を追加することもあります。気になる場合は一度、皮膚科を 受診しましょう」

20150718_PDF

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